アクセンチュア新卒内定者が語る!逆転就活備忘録

大学在学中これといって何もしてこないまま就活生となり「このままで就活を迎えていいのか?本当に就活で勝てるのか?」と苦悩し、奮起。 就活の情報収集を1から始め、捨て企業でのGD・面接で修行した後、内定を獲得するためのコツを我流で掴む。 現在は大手外資コンサルティングファーム・アクセンチュアから内々定済。 就活後発組のために知識・気づきをシェアすべく新卒向けサイトを立ち上げる。

アクセンチュア新卒内定者が語る!逆転就活備忘録

「激務卒業」のアクセンチュアの働き方についての記事を読んで思ったこと

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見逃せない記事を見かけました。

 

style.nikkei.com

 

「激務卒業、週20時間でいい アクセンチュアの働き方」というタイトルの上記の記事。

 

その中身というのは、タイトルのごとく

 

「アクセンチュアは今までは確かにみんなが言うように激務だったけどね、これからはそんなことないから安心してね✌」

 

といったもの。

 

僕がこの記事を読んで感じたことは、たったひとつ。

 

それは、アクセンチュアの内部でも話題となっている「働き方改革」と「激務卒業」についての圧倒的な違和感です。

 

もう本当に‥この違和感を感じ出してからといもの、アクセンチュアで自分が働くということの不安のせいで夜も眠つけない日々を送っています。。

 

そんな僕の悲痛なココだけの話を今回は聞いてください。

 

 

アクセンチュアの激務卒業の裏にあるメカニズムは何なのか?

  

まず、この記事を見て僕がきになったのが、どうやって激務を卒業する仕組みを作ったのか?についてインタビュー形式の記事中の下記の質問に対する答えの部分です。

 

 ――具体的にどのような対策を取ったのですか。

「全世界で働く従業員約38万人の知見と事例が集積されたデータベースを作り、社員が自由にアクセスできるツールを整備しました。18時以降の会議も原則禁止し、正社員でも週に20時間以上、週3日勤務も可能、という『短日短時間勤務制度』システムを導入しました。育児や介護、ボランティア活動への参加であればこの制度を申請できます」

 

要するに上記のを簡単にまとめると、アクセンチュアは働き方改革によって、「本当に激務をする必要がないような企業へと生まれ変わったんです。残業も減らして、働き方も多様化して、仕事の効率化が図れるようにデータベースも充実させて、育児や介護、ボランディア参加に、社員の皆様は勤しんでください★」というものです。

 

ただですよ。と。

 

これって結局のところ、アクセンチュア内部の仕組みづくりの部分がブラックじゃないものに変わったというだけで、これから働く社員もしくは、今まで働いてきた社員自身の能力が、急激にレベルアップしたってことじゃないですよね?っ僕は思ったわけです。

 

このあたりから僕の違和感がぞわぞわと始まります。

 

で、この続きに書いてた一文を読んでそのゾワゾワ感が爆発しました。

 

それが、、

 

 ――これから入社する人はともかく、「ハードワーク」で育ってきた社員は大丈夫ですか。

 「いまだに苦労しています。会社から、ただ『早く帰れ』『働き方を変えろ』といっても変わりません。業務を効率化するツールを提供したり、各部署で成功した事例を社員の見られる共有サイトや社内の壁にはって紹介したり、1、2年かけてやってきました。結果的に1人当たりの売上高が増えて、正のサイクルに変わってくると、何もやってない上司やチームは『まだ何もしてないの』とみられて、肩身が狭くなります。2年目にして、ようやくそういう傾向になってきたなと思います」

 

はいこの部分です。

 

 「ハードワーク」で育ってきた社員は大丈夫ですか。

 

「大丈夫ですか。」って、、いや言うてもうたがな。。

 

これを見て、僕はこの質問を投げかけているひとの裏の心情を一瞬で悟りました。

  

そして恐れていた僕の予想を見事に表してくれる一文がこの、、、

 

「いまだに苦労しています。」

 

という回答です。

 

これを見て、僕はもう確信しました。

 

ここまでの内容をみて、わかる人には、僕が何が言いたいかということは分かってもらえているのではないでしょうか。

 

しかし、わからない人にはなんのこっちゃ?という感じだと思いますので、もうちょっとわかりやすく整理して、ぼくがこの記事中のやり取りから察した圧倒的な違和感について解説していきます。

 

アクセンチュアの働き方改革に伴って社員に伴う圧倒的なリスク

 

そもそも、アクセンチュアとしては「業務を効率化するツール」を提供したり、「各部署で成功した事例を社員の見られる共有サイト」活用してもらうといった策略によって、アクセンチュア社員が激務を卒業できるようにしているという仕組みなわけですね。

 

これって要は、そうした仕事効率化のツールをアクセンチュアの社員が最大限に活用することが完全に出来て初めて、今まではハードワークという手段を通じて、やっとのことで乗り切ることができた業務量の仕事をこなしていく必要があるということを表しているのです。

 

ってことは、わかりますよね?

 

はい、もうちょっとわかりやすく言います。

 

今までの平均的なアクセンチュアの社員はこんな感じだったわけです。

 

⇒アクセンチュアでの仕事をハードワークによって乗り越えてきた。※ハードワークというのは、過度な残業や勤務時間外労働のことを指す。

⇒これが意味するところは、アクセンチュアで与えられる仕事をこなすためには、ハードワークという手段をもってしか成し遂げることが困難であったということ。

⇒ハードワークを楽しんでやっていたという社員もいたにはいたと思うが、大半の社員はそうではなくて、激務に苦しみハードワークをやらざるを得ずに仕方なくやっていたわけで、、結果それによって仕事を継続できたし、業務もこなせたし、なんとか成長してこれた。

 

という感じだったわけです。

 

これに対する、これから新卒で入社するアクセンチュアの社員はこうなるわけです。

 

⇒ハードワークを強いられることは今後は恐らくない

⇒つまり、ハードワークを強いられることは「働き方改革」が始まってしまったことによって、禁止されたということ。

⇒それによって、ハードワークを回避するための武器として、より仕事を効率的にこなすためのツールや事例サイトを提供されることによって、この脱・激務を実行してくださいという指示がでたということ。

⇒一見このハードワーク禁止令は、アクセンチュアで働くということについて、激務から脱することが出来たというメリットでしかないということを意味しているように見える。

⇒しかし、冷静に考えて、実際のところハードワークという非効率的な働き方によってしか成果を出せない社員はアクセンチュアで働くこと自体が困難になるということが、今回の働き方改革によって実行されるわけである。

⇒つまり、ハードワークに頼るような社員はこれからの社員には求められていない。

⇒そういったデキナイ社員はアクセンチュアにはいらない。

 

こんな風な裏の実態が見えてきませんか?

 

つまり、こういった実態が意味するところは、、

 

⇒今まではハードワークしてでも仕事をこなせていたのであれば、効率悪く働いていても雇ってあげていたけど、これからはもうブラックだ激務だ言われるからそいういうことはしません。。

⇒ハードワークをしようとする社員は出てってください。

仕事が超効率的にできないなら、うちを辞めてください!(´・ω・`)

 

と、なるわけです。

 

アクセンチュアのこれからの社員に求められるのは超ハイスペック人間

 

要するに、僕が共有したかったことというのは、このことです。

 

これからのアクセンチュアの18卒以降の社員に求められる人材というのは、今までのように泥臭く身を粉にして働くという「激務\(^o^)/バンザイ」の働き方ではなく、生産性を限界まで高めることによって、通常ではこなせない量の業務をこなしていける人材なのです。

 

わかりやすくいうなれば、それは、ザ・外資系人材です。

 

ここまでくるともうおわかりでしょう。

 

外資企業で働く人間が、どういった扱いを受けるかと言えば皆さんもご存知なように、成果が出なければ怒られることもない、ハードワークを強いられることもない、ただし使えない人間については容赦なく、、

 

消されるだけ

 

これがアクセンチュアのこれからの「働き方改革」によって成し遂げられる、働きやすい会社になるというところの真意ではないでしょうか。

 

と考えると、アクセンチュアが激務卒業と言うのにも納得がいく。

 

僕が知る限り、アクセンチュアの今年2018卒の内定者の学生というのは、最低でも400人はいます。

 

僕が把握できていない学生も合わせるともっと多いと思います。

 

この400人という人数は、アクセンチュアの内定者LINEグループに加入しているグループの人数からです。

 

職種はビジネスコンサルタント、デジタルコンサルタント、ソリューションエンジニアの三職種です。戦略コンサルの学生についてはまたさらに別にいると思われます。

 

で、今までのアクセンチュアの採用人数は200人ほどだったそうです。それでも、コンサルティングファームとしてはかなりの人数を採用数するという会社に該当していました。

 

それが今年2018年以降は、なんとその倍の400人オーバーなわけです。

 

ここまでの大量の採用人数が意味するところ、、それはアクセンチュアの働き方改革が来年度から本格的に進んでいくにあたって、ハードワークに頼る人間はどんどん切り捨てられ、よりハイスペックな社員のみが生き残り、そうでない人間はあっさりと切り捨てられることになる、この未来を見越したうえでの、ここまでの大量採用であると考察できるわけです。

 

アクセンチュアは激務ブラックではなくなるけど、ハイスペック人間でないと絶対に生き残れない

 

結論は、これです。これまでのアクセンチュアは「外資みたいに人を切り捨てはしないよ~」なんてことを今までは僕らに言ってきてましたが、これは恐らくもうないです。

 

結局、いきつくところはここなのかもしれません。

 

アクセンチュアがブラックでなくなる、激務を卒業することによって、アクセンチュアでは今まで以上に優秀な社員しか生き残れない選別作業が行われるのです。

 

そうとしか僕は考えられません。※もちろんこれらはあくまで個人の推測に過ぎませんが、恐らく大方正しいでしょう。

 

とはいえ、アクセンチュアで働いていれば死ぬほど成長できる!

 

アクセンチュアの「働き方改革」の推進によって、確実に社員の超ハイスペック化が求められるということがわかりました。

 

そして、それが達成できた暁には、コンサルタントとして死ぬほど成長できていることは確かでしょう。

 

今回のアクセンチュアのより一層の外資系企業化によって、コンサル企業らしさが戻ったという点では、ある意味良かったのかもしれませんね。プラス思考プラス思考!